あややのおひとりさまブログです。
こんにちは、私の同居人はトイプードルのモコちゃん。彼女は私のパートナーであり、親友でもあります。
私は結婚に興味がなく、自分の時間と空間を大切にしています。結婚すると、否応なしに、相手の気持ちや家族のことを、考えなければならなくなります。それは私にとってストレスです。
私は結婚しないことを選択しましたが、それは私の人生です。他の人が結婚したいと思うのは自由です。私は誰も否定しません。ただ、私にも尊重してほしいです。私は自分の道を歩いています。それが私の幸せです。
私は電車通勤をしています。毎朝、モコちゃんにお留守番をお願いして、季節の移ろいを感じながら駅まで歩きます。電車は混んでいますが、電車の中でタブレット本を読んむ時もあれば、車窓に写る景色を楽しむときもあります。わずかな時間ですが、電車通勤は私にとってリラックスタイムです。
そんなあややが駅に向かう途中に起こった面白い事件。
私はいつものように、自宅から徒歩10分ほどの駅に向かって歩いていました。道路沿いには、朝の光を浴びてキラキラと輝く桜の花が咲き誇っていました。私は桜が大好きなので、ついつい目を奪われてしまいます。
そんなとき、目の前に見知らぬ年配の男性とこれまた年配の女性が現れました。二人は手をつないで歩いていて、とても仲が良さそうでした。私は、こんなに素敵なカップルがいるなんて、と感心して見ていました。
すると、二人は桜の木の下で立ち止まりました。そして、男性が女性に何か言ったようです。女性は驚いたように顔を上げました。そして、男性は女性の手を引いて、桜の木に登ろうとしました。
えっ?と思った私は、思わず二人の様子を見つめました。桜の木に登るなんて、子供じゃないんだから危ないよ!しかも、二人とも高齢だし、体力も大丈夫かな?と心配になりました。しかし、男性は意気揚々と木に飛びつきました。女性も渋々ながらついて行きました。二人は桜の枝にしがみつきながら、上へ上へと登って行きました。私は呆然と見ているしかありませんでした。
やがて、二人は桜の花の中に姿を消しました。私は、一体何をしようとしているんだろう?と不思議に思いました。そして、電車の時間を気にしながらも、しばらく待ってみることにしました。数分後、二人は花の間から顔を出しました。そして、笑顔で私に手を振りました。私は驚きと、盗み見している恥ずかしさで赤面しました。二人は何か言ってくれたようですが、聞き取れませんでした。
私は困惑しながらも、急いで手を振り返しましたが、二人の姿はどこにもなく桜の花がかすかに揺れているだけでした。私は、もうこれ以上見るのはやめようと思って、急いで駅に向かいました。あの二人は一体何だったんだろう?と思いながらも、心が温かくなりました。桜の季節に恋する高齢カップル。もしかしたら歳を重ねた妖精だったかもしれませんね。・・・・
変化のない日常についつい幻をみてしまったのかな?と思ったあややでした。
皆さんにも桜の下で素敵な出会いがありますように!でもきっと桜の樹に登るなんていけないことでしょうね。樹自体も弱くて折れるかもしれませんし、決して真似はしないように((´∀`*))